星の径 · はじめに
紫微斗数とは?
生まれた瞬間を、名前のある星々が入った十二の人生の領域の地図として読む、中国の伝統的な方法です。
紫微斗数(しびとすう)は、生年月日と生まれた時刻から、十二の「宮」からなる命盤をつくります。宮はそれぞれ人生のひとつの領域を表します。自分自身、仕事、お金、恋愛、住まい、友人などです。百を超える名前のついた星が宮に配置され、そのうち十四の主星が意味の大部分を担います。
名前の由来は「紫微」です。中国の天文学では、天の北極をとりまく「紫微垣(しびえん)」を、天の中心にある皇帝の宮廷に見立てました。「斗数」は、おおよそ「北斗による推算」という意味です。
命盤は、象徴でできたひとつの言葉だと考えてみてください。自分の強みや、くり返し出会う緊張、人生の季節を言葉にする手助けになります。あなたが「こうでなければならない」と決める判決ではありません。
もう少し深く
紫微斗数の「星」の多くは、目に見える惑星ではありません。中国の太陰太陽暦にもとづく規則で算出された点です。使うのは、生まれた年、旧暦の月、旧暦の日、そして約二時間ごとの時刻帯です。同じ出生データからは、いつも同じ命盤ができます。
伝承では、十世紀の道家の賢者・陳摶(ちんたん)がこの術を生んだとされますが、歴史的には確かめられていません。今日読むことのできる文献、たとえば『紫微斗数全書』は、十六世紀、明代に刊行されたものです。
あなたへの問い
人生の地図があるとしたら、いちばん気づかせてほしいことは何ですか?